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japanese.china.org.cn | 06. 11. 2012 |
汾河公園を散策する臨汾市民(10月29日撮影)。
これまで、この町は中国全土環境保護重点観測都市113カ所で3年連続ワースト1位だった。これまで、この町の空気は鼻をつくような煙が充満していた。これまで、この町の人は1年でたった14日間しか青空を望むことができなかった。これまで、この町の川には人影がなく、誰も川には寄り付かなかった…… ここは、山西省臨汾市だ。環境汚染の深刻さで米国メディアから「世界で最も汚染された町」に数えられていた都市だ。
2006年から、臨汾市は大規模な深刻な汚染源である企業や時代遅れの技術設備の使用停止の取締りに着手した。たった2年間で、臨汾市ではエネルギー効率が低く汚染の深刻な企業700社以上が操業停止になり、残留を許された工業企業は管理され、期限までに一定基準を達成した。ここ数年で211.3万ムーが新規に植林され、新たな緑地面積は610.6万平米も増えた。
2003年から2011年にかけ、臨汾市区の二级以上の天候は、82日間から339日間に向上。大気レベルの改善と同時に、臨汾市の森林カバー率も31.4%に達し、河川の水質も格段に改善された。今では、山蒼く水澄む美しい風景が再び人々の元に戻ってきたのだ。
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