気候変動交渉が重要段階に、中国の貢献に注目  

気候変動交渉が重要段階に、中国の貢献に注目  。

タグ: 気候変動交渉 中国の貢献 京都議定書

発信時間: 2014-12-04 16:01:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 ・大きな食い違い、重要な問題で進展なし  

しかしながら、各国は新たな協定の基本的な要素をいかに細分化するかといった問題で、実質的な進展を実現していない。先進国と開発途上国の間に深刻な食い違いが存在するほか、先進国の間の食い違いも目立っている。ドイツの世界気候変動交渉の研究者は、「米国の排出削減目標は、実際にはさらに引き上げが可能だ。2009年のコペンハーゲン会議で、米国は2025年までに30%削減すると約束した。現在の26−28%という目標は、大きな後退だ」と指摘した。  

・着実な歩み、中国の努力は周知の事実  

今回のリマ会議について、中国代表団副団長、首席交渉代表の蘇偉氏は、「中国政府はリマ会議が、2020年までに各国で行動を強化するというこれまでの共通認識を、積極的に実行に移すことに期待している。先進国は2020年までの削減目標を大幅に引き上げ、資金、技術支援、能力建設などで開発途上国に支援を提供するという約束を実行に移すべきだ」と述べた。  中国は気候変動問題について、責任ある大国の積極的な姿勢を示している。中国国家発展改革委員会は11月25日に発表した「中国の気候変動対応の政策・行動の2014年度報告書」の中で、中国の気候変動対応に向けた一連の政策・措置と、それによって得られた成果を全面的に紹介した。同報告書は、気候変動の減速、気候変動への適応、低炭素型の発展の試行・模範、能力の建設、全社会の広範な参与、国際交流・協力、気候変動に対応する多国籍枠組みの積極的な促進といった7つの部分に分かれている。米国と11月12日に共同発表した「中米気候変動共同声明」の中で、中国は「2030年頃のなるべく早い時期に二酸化炭素の排出量をピーク値とし、一次エネルギー消費に占める非化石エネルギーの割合を2030年に20%前後に高める」という目標を設定した。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月4日

 

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