天津の爆発事故、北京の大気品質には影響なし

天津の爆発事故、北京の大気品質には影響なし。

タグ: 大気品質 爆発事故 

発信時間: 2015-08-15 10:22:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

影響

環境保護:大気品質に影響なし

北京青年報の記者が昨日、北京市環境保護局から得た情報によると、爆発事故は北京市の大気品質に影響を及ぼしていない。

昨日、北京市南東部の観測点では、各種汚染物質の濃度が正常だった。濃度の変化曲線は、北京市のその他の観測点と一致し、濃度が異常な上昇を見せることはなかった。北京環境保護検測センターのデータによると、昨日の北京市南東・南西部および市街地6区のPM2.5濃度は、「上昇後低下」という傾向を見せた。午前8時、通州、大興、亦荘などの南東部のPM2.5濃度は127μg/㎥で、その後徐々に上昇し、昼12時に161μg/㎥に達し、同日のピーク値となった。午後は徐々に低下し、16時には106μg/㎥となった。また北京地区の揮発性有機物の観測データによると、各種汚染物の濃度は正常水準で、異常は見られなかった。

風向きなどの気象条件を見ると、華北地区は西南西の風が中心だった。天津浜海新区の爆発現場は北京市の南東の方向だったため、爆発によって放出された汚染物質は主に渤海の方向に拡散した。そのため北京市の大気品質には影響が生じなかった。ただし北京市は空気が拡散しにくい条件となっており、昨晩から本日昼にかけて軽・中度の汚染が続く。夜間の主な汚染物質はPM2.5で、日中はオゾン。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月15日

 

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