北京世界園芸博覧会の安徽園を見学する来園者(新華社6月9日撮影)
安徽省は長江、淮河、新安江の3大流域を跨ぎ、淮北平原、江淮丘陵、皖南山区の3大自然エリアを有する。同省は近年、生態優先、エコ発展の道を確固として歩み、人と自然の調和のとれた共生という新たな道を積極的に模索している。
皖南地区は安徽省の生態大ガーデンであり、山と水に恵まれ、無限の詩や絵のような情趣を含む。昔ながらの村落と住宅に古徽州地域の特徴的な文化が見られる。徽州古村は人文が集まり、民俗風情が素朴である。ピンクの壁と黛色の瓦が大自然の中にあり、枠のない美しい絵巻のような風景を形成している。
安徽省は森林育成、人工造林などのエコ向上行動を通して森林カバー率を高めた。また、新安江と太平湖流域の総合整備を実施して水環境を保護し、徽州古村、古民家と大自然を密接に融合させ、「緑樹村辺に合し、青山郭外に斜めなり」の情緒を形成した。
安徽省は現在、河(湖)長制、林長制、新安江生態補償メカニズムの形成に取り組み、自然生態の「地色」を際立たせ、「色」の質の高い発展を推し進め、生態文明建設の安徽省モデルを形成し、美しい中国の実現に貢献している。
6月9日から11日にかけて、北京世界園芸博覧会は「安徽デー」のイベントを開催している。安徽園は世界に山に寄りかかり水際に建つ皖南徽州古村の風景を紹介した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月16日