観光客が北京世界園芸博覧会の河南園を見物する(6月23日新華社撮影)。
河南省は中国中東部、黄河中下流に位置する。歴史・文化資源が豊富な省で、自然景観にも溢れ、山河と「南秀北雄(自然と歴史・文化)」が一体となっている。河南は中国でも農業が盛んな省で、農産物の主要生産区の一つだ。同省は近年、「美しい緑と水は金山と銀山の価値がある」というグリーン発展理念を実践し、青空、碧水、浄土防衛戦に取り組み、全面的にエコロジー河南を打ち立てている。
河南省南太行地区は、華北平原ひいては中国東部地区にとってエコの重要な安全バリアとなっている。河南省は現在、南太行地区の山、水、林、田、湖、草のエコ保護修復工事を積極的に進めている。計画によると、2020年末に南太行地区はエコ環境の質が大きく改善し、エコシステムの機能が向上する見通しだ。
2019年に河南省は、グリーン循環のエコ環境システム構築の加速や、森林、湿地、流域、田畑、都市の五大エコシステムの統一的建設、国土緑化行動の推進、森林河南の建設により、エコ環境の許容能力を上げている。
北京世界園芸博覧会では6月23日から25日まで「河南デー」イベントが行われた。美しい牡丹、輝く中原、多彩な河南が斬新なエコの姿で来客を迎えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月6日