習近平国家主席は10日、国内外の若者の交流を促すプロジェクト「国際青年指導者対話」に参加した外国の若者の代表に返信し、中国各地を訪れ、中国への理解を深めようとする前向きな姿勢を称賛しました。その上で、「交流や学び合う」ことに力を入れ、人類運命共同体の構築に青春の力を捧げるよう激励しました。
習主席は書簡で、「中国での学習、就職、生活の経験を持つ皆さまが今回各地に足を運び、中国への認識と理解を深めたことをとても嬉しく思っている」と称賛した上で、中国共産党について「青春はいつも夢を伴うものである。中国共産党は100年の奮闘の道を歩んできた。新しい道のりで、中華民族の偉大な復興という中国の夢と、人類の発展と進歩の推進に向けてたゆまず奮闘していく」との意志を示しました。さらに、「国内外の若者が互いに学び合ううちに理解を深め、友情を育み、共に成長することを望んでおり、人類運命共同体の構築の推進に向けて青春の力を捧げることを期待する」と、より多くの海外の若者の訪問と交流を歓迎する態度を表しました。
「国際青年指導者対話」プロジェクトは中国側のシンクタンクが主催したもので、このほど同プロジェクトに参加した28カ国の代表36人が習主席に手紙を送り、中国共産党創立100年を祝うと共に、中国各地を訪問した体験談を伝えました。そして「架け橋の役割を果たして、中国と外国間の交流と対話をより促していきたい」という意欲を表明しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年8月11日