8月12日は「世界ゾウの日」にあたり、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州に位置する野象谷で、景勝地とシーサンパンナ・アジアゾウ保護協会の共催による「世界ゾウの日」公益イベントが開催されました。今年のテーマは「人間とゾウの調和のとれた家の共同建設」です。
世界ゾウの日、雲南野象谷のアジアゾウが3トンの青果物を楽しむ
イベント期間中、野象谷の18頭のアジアゾウが野象谷の「ゾウの食堂」でバナナ、パイナップル、ドラゴンフルーツなど10種類余りの青果物で作られた重さ3トンの祝日のごちそうを存分に楽しみました。
アジアゾウはアジアに現存する最大かつ最も代表的な陸生脊椎動物であり、国家I級重点保護野生動物です。現在主に雲南省のシーサンパンナ、普洱、臨滄の三つの州市に分布し、個体数は約300頭とのことです。
「中国国際放送局日本語版」2021年8月14日