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japanese.china.org.cn |14. 08. 2021

野生のアムールトラ、吉林省天橋嶺林区に再び出現

タグ: アムールトラ

 吉林省天橋嶺林業局と天橋嶺森林公安局は12日、「衛星追跡リング」を通じて、以前現れた野生のアムールトラ「完達山1号」が最近、天橋嶺林区とアムール川林区の境界に入ったことが分かった」と明らかにしました。天橋嶺森林公安局と天橋嶺林業局は対応策と、人とトラの衝突の予防案を起動して、人とトラが傷つけあうことがないよう全力を挙げています。


 4月23日、野生のアムールトラが黒竜江省密山市に突然姿を現し、話題になりました。後にこの野生のトラは「完達山1号」と名づけられ、2歳から3歳の雄のトラと初歩的に断定されました。


 「完達山1号」はおよそ1カ月後の5月25日に天橋嶺林区に入り、この地に入ったのは今回が2回目になるということです。これを受け、天橋嶺森林公安局と天橋嶺林業局は緊急対応策を取りました。トラが現れる主な地域に、標識や立ち入り禁止の看板などを増設したり、通行人とドライバーに対して安全予防の教育を進めています。同時に、猟具や電気網などから守るため、警察と職員は域内でのパトロールを強化するなど、野生のアムールトラの保護に取り組んでいます。


 「中国国際放送局日本語版」2021年8月14日