生態環境> |
japanese.china.org.cn |30. 07. 2024 |
西藏の生態構造変化率、2000−20年は1%未満
タグ: 西藏 生態構造変化率
中国網日本語版 | 2024-07-30
最新の評価結果によると、西藏自治区の2000−20年の生態構造変化率は1%未満で、炭素固定、水源涵養、土壌保持、防風・流砂固定などの重要機能が安定を維持するか、やや向上した。生態系構造が全体的に安定し、国の生態安全の防壁を持続的に強化した。中国科学院成都山地災害・環境研究所が29日、発表した。
同研究所の研究員で、申扎高寒草原及び湿地生態系観測試験ステーション長の王小丹氏は、「生態構造変化率はリモートセンシング映像によりデータを抽出し計算した後、生態環境の変化と生態保護の効果を調べる重要指標だ。青藏高原は世界の第三極と呼ばれる、中国ひいては世界の気候システムの安定装置だ。西藏の生態構造変化率が低いほど、中国の生態安全の防壁としての効果が高まる」と述べた。
中国科学院成都山地災害・環境研究所の研究員である周萍氏は院生を率いて、西藏自治区扎囊県砂漠化土地生態ガバナンス総合モデルエリアで植物の成長状況を調べた。新華社記者・顧天成撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月30日