【プロフィール】

学歴：広州星海音楽学院

出身地：湖南省長沙

生年月日：7月26日

身長：164センチ

体重：50キロ

星座：獅子座

趣味：歌を歌うこと、音楽鑑賞

特技：歌を歌うこと、バスケットボール

湖南衛星テレビの人気オーディション番組「超級女声（スーパー歌姫）」２００５年大会で２位に入賞してデビューした新人歌手。そのルックスは個性的で、短い髪に、大きなメガネ。洋服もボーイッシュなものが好きみたいで、活発な女の子という印象を受ける。

今、中国ではけっこう「かっこいい女の子」が好まれるのか、周筆暢はものすごく支持されている。特に女の子のあいだで人気がある。彼女のファッションを真似する女の子も多くて、西単（北京の繁華街）などに行くと、ショートカットにメガネ、ジーンズをはいた女の子がいっぱいいる。

でも、人気の理由はやはりその歌唱力がすごいことにつきると思う。ステージでの堂々とした歌いっぷりとか、Ｒ＆Ｂを見事に歌いこなす歌唱力が認められているす。よく「女版ジェイ・チョウ」と呼ばれている。ここ2、3年、中華圏の音楽シーンではR&Bがブームだが、彼女はその「申し子」と言える。

家族の影響で、小さいころから音楽に親しみ、名門の広州星海音楽学院に進学している。中国の音楽学校といえば、民族音楽やクラシックなど伝統音楽を学ぶことが多いが、ここの学校は少し変わっていて、ポップス音楽の授業がメインとなっている。彼女は学生時代からいろんな音楽コンテストに出場していて、当時から注目される存在だったようだ。デビューするやいなや一気にブレイクし、いまや、ビッグスターになってしまった。コマーシャルや映画にも出演している。

張国立監督の映画『第601個電話』にも出演していた。今後も活躍が期待される新人歌手のひとり。ファーストアルバム、『誰動了我的琴弦（誰が私の琴を弾いたの）』がリリースされ、大ヒットした。また、このアルバムのミュージッククリップでは、台湾の人気俳優チェン・ボーリンと共演し、非常に話題となっている。

「中国国際放送局　日本語部」より2008年3月27日