中国映画集団によると、中国映画集団と峨眉集団、八一映画製作所が共同で制作する、下半期に全国公開予定のドキュメント映画『汶川』が、今、地震の被災地で撮影を行っているという。

地震発生の当日、中国映画集団の韓三平理事長は、尹力監督に汶川大地震についての映画撮影を電話で相談し、すぐに大まかなストーリと撮影プランが決まって、撮影チームが結成された。

監督、脚本家、カメラマン、美術、録音からなる17人の撮影グループは、14日に震災救援の第一線へ赴き、軍隊の集結や救援物資の輸送、被災にあった人たちを撮影し始めた。

撮影グループのスタッフは、映画人として、重大な自然災害に直面した時に、中華民族の愛国主義精神と自然災害に打ち勝つ決心を記録しなければならないと話す。

「チャイナネット」2008年5月22日