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海角七号
発信時間: 2008-11-10 | チャイナネット

英語題:(Cape No.7)

監督:魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)

公開:2008年8月22日

ストーリー

舞台は台湾南端の恒春半島。そこで、日本人歌手によるビーチ・コンサートが予定されているが、島の住民の強い要望により、前座を務めるのは地元住民によるバンドが決まった。そこに現れたのは、郵便配達・阿嘉を中心に結成した「不揃い」のバンド。メンバーは10代の子供から80代の年寄りまで、セールスマンもいれば、お巡りさんもいて、本当に"ぼろぼろ"。阿嘉は、郵便配達の仕事を続ける傍ら、バンドの練習に臨んでいるが、曲作りにはなかなか本気が出さない。ある日、日ごろ担当している郵便物の中から、7通の手紙が阿嘉の目に留まっていた。60年前に敗戦で台湾を引き揚げた日本人男性から台湾の恋人に宛てた最後のラブレターだった。手紙に記されたあて先は、戦前の住所で「海角七号」という場所。手紙にひっかかる阿嘉はこの住所を突き止めようとしている。

一方、バンドのマネージャーを担当するのは、日本人女性の友子。バンドの練習がうまくいかないことで頭を痛めながらも、彼女は阿嘉との間に何かが芽生えている……

レビュー

興行収入2億台湾元(約6億6000万円)を誇る大ヒット映画『海角七号』は、台湾の新人監督・魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)が長年温めてきた作品。日本人と台湾人の恋を描いた物語ですが、映画公開後、ロケ地となる海岸は観光客でにぎわうほか、"海角七号"宛てに手紙を出した人もいるほど、社会現象になっている。せりふは台湾の方言、日本語と北京語が入り交じっており、地域色豊かな作品に上がっている。

主演には、歌手として活躍していた範逸臣(ヴァン・ファン)や日本人女優の田中千絵、そして奄美大島出身の歌手・中孝介が起用され、異色のキャスティングとなっている。映画初主演の範逸臣(ヴァン・ファン)は映画の中で夢破れたミュージシャンを熱演し、好評となっている。

また、この作品は今年の台北映画祭のオープニング作品として上映されたほか、日本で開催されたアジア海洋映画祭や韓国・釜山国際映画祭にも出品され、国際的にも注目を集めているようである。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年11月10日

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