中国のカンフー劇『少林武魂』が15日、米国のブロードウェイで公開される。中国大陸部の作品がブロードウェイで公開されるのはこれが初めて。

『少林武魂』の薛偉君監督によると、この作品は勧善懲悪の物語で、素朴で人間的な部分を表現しているという。30人の俳優は全て河南省嵩山少林寺出身で、劇中にも多くの少林カンフーが登場する。

この劇は、中国の伝統的な祭日である春節を祝うために準備されたもので、13日と14日にはリハーサルが行われ、ステージ数は24回。主催者側は、スケールが大きくてすばらしい音楽、生き生きとしたストーリーのこの作品で、米国の観客がより中国文化を理解してくれるよう期待している。

「チャイナネット」2009年1月13日