北京オリンピックの開会式で、ピアニストのラン･ラン（郎朗）さんと一緒に出演した6歳の李木子さんが、13日に中央テレビ局（CCTV）恒例の春節番組の「2009年春節の夕べ（春節聯歓晩会、春晩とも略称）」の子ども歌舞『司馬光がかめを破る』のリハーサルに参加し、数十人の子どもの中で踊りながらリードし、子どもらしい演技を披露した。

ピアニストのラン･ラン（郎朗）さんと一緒に出演した6歳の李木子さん

少し前、林妙可（北京オリンピック開会式に出演したもう一人の女の子）さんも出演し李木子さんと一緒に歌うといわれていた。しかし今年の「春節の夕べ」では実際に歌が歌われるため、林妙可さんが登場すると視聴者が口パクだと疑問を抱くのではないかという心配から、結局、林妙可さんは「春節の夕べ」には出演しなくなった。

そのかわりに林妙可さんは、中央テレビ局の別の番組「歌舞の春節の夕べ」や、四川衛星テレビ局の「春節の夕べ」などに参加する。（動画はこちらへ）

廈門で番組「春節の夕べ」の録画に出演した林妙可さん

廈門で番組「春節の夕べ」の録画に出演した林妙可さん

李木子さん、「サインと記念写真を求める人が多い」

ピアニストのラン･ラン（郎朗）さんと一緒に出演する6歳の李木子さん

リハーサルが終わった李木子さんへインタビューを行った。

――北京オリンピックの開会式に出た後、どんな変化がありましたか。

変化は少しありました。私は北京師範大学の幼稚園に通っていますが、開会式でランランさんの横でピアノを弾いてから、幼稚園でサインしてと言われたり、道で歩いていると、おじさんやおばさんから記念写真を一緒に撮ってと言われたことがあります。

――お父さんとお母さんはどんな仕事をしていますか。

お父さんは北京のテレビ局の記者で、お母さんも前に、新聞社の記者をしていました。お父さんもおばあさんも四川省出身です。私は4歳からピアノを習い始めました。

――大きくなったらスターになりたいのですか。

考えたことがありません。まだ小さいから。やっぱり一生懸命勉強したほうがいいです。

――四川省の地震被災地の子どもたちに、春節のお祝いの言葉を書いてもらいませんか。

書くことが出来るのは名前の李木子の3文字だけです。ほかの字はまだ書けません。

「チャイナネット」2009年1月16日