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南京大虐殺を描いた「ジョン・ラーベ」がベルリンでプレミア |
発信時間: 2009-02-09 | チャイナネット |
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中国、ドイツ、フランスが共同で製作した映画「ジョン・ラーベ」のプレミアショーが、2月7日にベルリンで行われた。 「ジョン・ラーベ」のプレミア 「ジョン・ラーベ」の内容は、日本軍が南京大虐殺を行った時期に、ナチズムを深く信じて疑わなかったドイツ人のジョン・ラーベが、戦争という残酷な現実の中で国際安全区を勇敢に作り、20万人の中国の人々の命を救ったというものだ。 この映画は、ジョン・ラーベの日記を中心に語られており、数人の中国人俳優のシーンはそれほど多くないが、張静初と「グッバイ、レーニン!」に出演したダニエル・ブリュールとのあいまいな感情は、この冷酷な歴史に暖かい色を添えている。 写実スタイルのこの映画には、当時の中国社会の戦争に対する恐怖やどうしようもなさ、日本軍の残忍さが正確に描写されている。芸術的なレベルからすると「シンドラーのリスト」とは差があるが、歴史の事実を第三者が語る点では説得力がある。 記者会見に出席したガレンベルガー監督 スチール写真:張静初 ガレンベルガー監督は、「「ジョン・ラーベ」を「シンドラーのリスト」のような映画にし、スティーヴン・スピルバーグ監督と優劣を争うつもりはないが、もし観客がこの映画を見て「シンドラー」と比較してくれるならとてもうれしい」と語っている。 またガレンベルガー監督は中国の俳優の演技も賞賛している。3年前、ガレンベルガー監督は、映画「孔雀」でベルリン映画祭に参加した張静初と偶然知り合い、中国関係の映画を書いているという話に張静初は興味を示した。ガレンベルガー監督は、「結果は望んでいた通りで、張静初はとても魅力的ですばらしい女優」だと話す。 この映画は今、中国で審査されており、順調であれば4月か5月には中国国内で上映される見込みだ。 「チャイナネット」2009年2月9日
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