ここ数年来、多くの中国人俳優が世界映画の舞台で成功を収めている。彼ら・彼女たちのギャラについて、香港のある娯楽メディアが調査した結果、大陸部・香港・台湾の俳優のギャラは、現在アクションスターのギャラが依然最も高く、上位3スターは成竜(ジャッキー・チェン)、李連傑(ジェット・リー)、周潤発(チョウ・ユンファ)、4位から10位は順に、鞏俐(コン・リー)、周星馳(チャウ・シンチー)、章子怡(チャン・ツィイー)、梁朝偉(トニー・レオン)、張曼玉(マギー・チャン)、甄子丹(ドニー・イェン)、周傑倫(ジェイ・チョウ)となり、うちチャウ・シンチーとチャン・ツィイーは5位で並んだ。
1、ジャッキー・チェン:1億1700万元
ジャッキー・チェンは1994年、香港映画「レッドブロンクス」でハリウッド進出に成功、その後「ラッシュアワー」で米国映画に初出演、国際的映画スターの座を不動のものにした。ジャッキーのギャラは急激にステップアップ、1億1700千万香港ドルとなり、全世界の中国人スターの中で最高のギャラを獲得している。ギャラの維持に励むジャッキーは、香港に帰り中国映画への出演を希望、800万ドルから1千万ドルの報酬を得ている。
2、ジェット・リー:7800万元
ジェット・リーは8歳の時北京武術団に入り中国拳法を学んだ。1982年、張キン炎・監督に見いだされ、映画「少林寺」の主演に起用されて一躍有名になった。その後、徐克(ツイ・ハーク)・監督のスカウトで映画「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ」シリーズに出演、映画スターとしてさらに高い地位に上り詰めた。1998年にはハリウッドに進出、「リーサル・ウェポン4」「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」などに出演、その1回のギャラは約1千万ドルといわれ、ジャッキーに並ぶスターとなっている。
3、チョウ・ユンファ:6240万元
チョウ・ユンファは香港で名を挙げ、1995年にハリウッドに進出したものの、苦労を重ねた。2000年、中国映画に戻り、李安(アン・リー)・監督の「グリーン・ディスティニー」に出演、同映画は米国で1億ドル以上の興行収入を収め、ついに国際スターの地位を確立した。1本の映画のギャラは800万ドルとも言われ、また最近の中国映画では500万ドルのギャラで出演を承諾、3大スターの地位に甘んじてはいない。
「人民網日本語版」2009年2月18日