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映画「おくりびと」 54年ぶり4度目のアカデミー賞受賞
発信時間: 2009-02-25 | チャイナネット
滝田洋二郎監督

 第81回アカデミー賞の受賞作品が米国西部時間の22日発表され、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞を受賞した。日本映画の受賞は54年ぶり4度目の快挙。日本の短編アニメ「つみきのいえ」も短編アニメ賞を受賞した。

 滝田洋二郎監督、本木雅弘さん、広末涼子さん、山崎努さん主演の「おくりびと」は、失業したチェロ奏者・大悟が故郷に戻り、「安らかな旅立ちのお手伝い」という求人広告に勘違いして遺体を棺に納める「納棺師」となり、さまざまな死に向き合う様子を描き出す。妻は大悟がチェロ奏者を辞めたのを知って彼の元から去るが、大悟は納棺師の仕事をしながら、妻の帰りを待つ・・・

 主演の本木雅弘さんの知人によると、今回の作品を最初に思いついたのは本木さんだったという。「10年待って満足のいく俳優と撮影チームが揃い、撮影に入った。だから彼はこの作品の興行成績とか、賞とかは何も期待していなかった。ただ自分の夢を完成したいという一心だった」と話す。「これは非常にすばらしい作品だ。ユーモアや様々な感情が表現されている。作品の中で起きる問題は誰もが遭遇することを、『納棺師』という一種変わった方法で表現している」。昨日受賞が決まって滝田洋二郎監督は、「日本人はまるで死はタブーであるかのように、死と関係のある話題を避けようとします。正直言うと、『おくりびと』を撮り終ってから公開できるかどうか、観客の皆さんに受け入れてもらえるかどうかわかりませんでした」とコメントした。滝田監督は映画「陰陽師」で一躍有名となった人物だ。

 「スラムドッグ$ミリオネア」が予想通り8つの「オスカー」を獲得したのに対し、「おくりびと」の受賞は人々の予想を反し、今年のアカデミー賞最大のブラックホースとなった。

 過去に日本の作品は、1951年に黒沢明監督の「羅生門」、1954年に衣笠貞之助監督の「地獄門」、1955年に稲垣浩監督の「宮本武蔵」がそれぞれ外国語映画賞を受賞している。そして今回54年ぶりに「おくりびと」が再びオスカーを手にした。

 アカデミー賞を受賞した「おくりびと」は一気に人気を呼び、今年5月に米国で公開予定のほか、30カ国近くで導入が検討されている。
 「人民網日本語版」2009年2月25日

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