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訪中期間の市川猿之助の貴重な写真(1955年)
発信時間: 2009-03-31 | チャイナネット

北京の故宮博物館を訪れた市川猿之助と夫人

布靴を試着する半四郎とそれを見る猿之助

資源展覧会の会場で。左から中車、段四郎、猿之助夫妻

 1955年10月5日、日本の歌舞伎座理事、大博劇場支配人の松尾国三、市川猿之助の訪中公演団が、中日友好協会の招きで、香港を経由して北京に到着した。日本の伝統芸術の歌舞伎が、中国で公演するのはこれが初めてだった。

  出し物は『だんまり』『勧進帳』『ども又』『二人道成寺』の4つが予定されていたが、『だんまり』は時間の都合や市川猿之助が疲れてはいけないという理由で演じられなかった。45日の中国滞在中、北京8回、上海5回、広州3回の公演が行われ、どの都市でも多くの観客が押し寄せ満席になった。

「チャイナネット」2009年3月31日

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