ホーム>>映画>>ニュース
「ジョン・ラーべ」の監督、日本での上映禁止を語る
発信時間: 2009-04-17 | チャイナネット

「ジョン・ラーべ」のガレンベルガー監督がインタビューに応じ、「日本の若い世代は全てを知り、歴史の真相を検討して探求したいと思っていると信じている。運がよければリスクを引き受ける配給先が出てくるだろう。この題材はみんなの関心を引き起こすと信じている」と、朝香宮鳩彦親王役を演じた香川照之さん(右の写真)や日本での上映禁止について語った。

驚いたのはほとんどの若者が南京大虐殺を知らないこと

この映画を見たドイツに住む日本人は、見た感じでは何も気にすることはなく大丈夫だといっていると監督。テーマは確かにとても厄介だが、事実はそのようだったと話すのは、日本の歴史を研究しているある専門家だ。

監督は日本にもオフィスがあり、よく日本の若い監督や俳優に会って話をする。「ほとんどの若い人が南京大虐殺を知らないことに驚いた。聞いたことがあると言う人や、こういう歴史は発生したが学校では勉強したことがないと言う人もいた。だから日本の若い世代が全てを知り、歴史の真相を検討し探求したいと思っていると信じている」

変化している日本

2005年にロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督は、第二次世界大戦が終結し、日本の裕仁天皇が降伏を受け入れる内容の映画「太陽」を製作した。このテーマは日本でタブーとされ、ソクーロフ監督は日本の俳優を守るために出演者のリストをあえて公開しなかった。その名前が明らかになったのは、その年の2月17日に行われたベルリン映画祭だ。

監督は、「「太陽」はタブーなテーマを扱った映画だったため配給先が見つからず、日本では公開できないだろうとみんな思っていた。しかしある小さな会社が配給先になり公開もされた。日本も変化している」と話す。

日本での香川さんのプレッシャー

朝香宮鳩彦親王役を演じた香川さんが日本で受けるプレッシャーは、「太陽」で裕仁天皇を演じたイッセー尾形と同じように大きいだろう。「日本人と話すると南京大虐殺を認めることがいかに難しいかが分かる。香川さんは本当に尊敬すべき人で、その責任を勇敢に担った」と監督は香川さんを賞賛する。

また当時、日本のキャストを探すのは難しかったようで、日本に行く前に多くのマネージャーや俳優に連絡してみたが、南京大虐殺に関係するどんな映画にも関わりたくないという人が多かったという。

「興味はあるし、きちんと話し合うべきだと個人的には思っているが、今の世論はまだそういう状態ではなく、無関係でいるほうがいいと言った人もいる。しかし香川さんは、タブーでみんなが討論したがらないからこそこの映画に参加し、日本人の過去に対する態度を変えたい。今は責任を負いすでに起こった一切に直面する時で、過去に間違ったことをしたらそれを認め、討論して分析し、歴史に対する新しい対応の方法を構築しなければならないと言った。私は彼のことを非常に尊敬しているし敬服している。彼は日本でもよく知られた俳優だから、この役を演じることで受けるプレッシャーはとても大きいと思う」

「チャイナネット」2009年4月16日

  関連記事

· 読者:『ジョン・ラーベ』の出演俳優に批判?

· 『ジョン・ラーベ』が日本で上映禁止、出演俳優には批判の声も

· 『ジョン・ラーベ』に出演した張静初

· 南京虐殺を語る『ジョン・ラーべ』、ベルリンで好評

· 南京大虐殺を描いた『ジョン・ラーベ』がベルリンでプレミア

  同コラムの最新記事

· 黄聖依などが大陸部の新しい若手4大女優に

· 「南京!南京!」は日本の庶民を糾弾するものではない

· 新世代監督の描くヒューマニズム 「南京!南京!」が好調

· 「南京!南京!」出演の江一燕:涙の日本人俳優を励ます

· 「南京!南京!」を通して見る陸川監督