年の歳月をかけて撮影された『南京!南京!』が22日に全国で公開されるのを前に、南京では19日にプレミア・ショーが開かれ、陸川監督、範偉、秦嵐、江一燕、姚笛、中泉英雄、木幡竜などの中日両国の出演者が出席した。
映画について陸川監督は、「人々にとって南京大虐殺は恥辱の記憶だが、別の角度から見ると一都市の皆殺しは、当時の南京軍や民衆の日本侵略者に対する激しい抵抗を物語っており、南京は抵抗の都市だった」と話す。
映画の前半3分の1は虐殺部分。民衆役のエキストラは多い時で1日2000人以上出演し、特殊合成で2万人以上になった。陸川監督は中国人の視点から南京虐殺を描いただけでなく、虐殺に参加した日本人兵士の帰国後の心理的な変化も表現している。
「チャイナネット」2009年4月22日