第62回カンヌ国際映画祭の授賞式が北京時間25日朝に行われ、オーストリアのミヒャエル・ハネケ監督による「白いリボン」が最高の賞である「パルムドール」に、婁燁監督の「春風の酔う夜（原題：春風沈酔的夜晩）」で北京電影学院の梅峰教授が脚本賞に輝いた。

「春風の酔う夜」の監督と出演者たち

「春風の酔う夜」に出演した譚卓さん

「春風の酔う夜」が脚本賞に

また北京電影学院を代表して出席した宋芳さんは、卒業制作の短編映画「告別」（31分）で、シネフォンデーション部門の2位と賞金1万1250ユーロ（約150万円）を獲得した。

第62回カンヌ国際映画祭　各賞が発表

●　パルムドール 「白いリボン」 ドイツ

●　グランプリ 「預言者」 フランス

●　審査員賞 「フィッシュ・タンク」 英国/オランダ

「サースト」 韓国

●　特別賞 アラン・レネ監督 フランス

●　監督賞 ブリリャンテ・メンドーサ監督「キナタイ」 フィリピン

●　男優賞 クリストフ・ワルツ「イングロリアス・バスターズ」 オーストリア

●　女優賞 シャルロット・ゲンスブール「アンチキリスト」 デンマーク/スウェーデン/フランス

●　脚本賞 「スプリング・フィーバー」 （フランス/香港）

●　カメラドール 「サムソンとデリラ」 オーストラリア

●　カメラドール スペシャル・メンション 「Ajami」 ドイツ/イスラエル

●　短編部門スペシャル・メンション 「The Six Dollars Fifty Man」 ニュージーランド

●　短編部門パルムドール 「アリーナ」 ポルトガル

●　「ある視点」賞 「ドッグティース」 ギリシャ

「チャイナネット」  2009年5月25日