|
田壮壮監督の映画「狼災記」の初のポスターが3日に公開された。雪の上に立つ剣を持ったオダギリジョーと、高くそびえ立つ山の麓に集まる獰猛な狼の群れをデザインしたポスターは、奇異で幻想的な雰囲気が漂う。この映画を制作することになった経緯について田壮壮監督は、15年前に侯孝賢監督に勧められたのがきっかけだったと話す。

「狼災記」のポスター
侯孝賢監督が井上靖を推薦
田壮壮監督は15年前、侯孝賢監督から小説「狼災記」を勧められ、小説の中の人間と狼との間の不思議な関係に心惹かれたという。公開されたポスターは、果てしなく広い辺境での人間と野獣の関係を描き出しており、人から狼になるまでの過程を体験した陸沈康は、人と狼との間につきまとう宿命も経験。ポスターに記された「千年の風雪は今なお彼の物語の証人である」という言葉は、この映画がさらに深く神話的であることを示している。

主演のオダギリジョーとマギー・Q
7日7晩の契りの後に狼に
「狼災記」は日本の小説家、井上靖の同名小説を脚色したもので、出会った辺境の将校・陸沈康と異種族の女性が愛情のために進んで呪いを受け入れ、7日7晩の契りのあとに狼に変わるというストーリーだ。原作は約1万字ほどの短編だが、田壮壮監督は原作を中心に新たなストーリーを描き出している。
この映画は13日にトロント映画祭で上映され、来年のお正月に全国で公開される予定。
「チャイナネット」 2009年9月7日
|