南京市は都市化建設のスピードを加速する一方、市の玄武区に世界最大の都市公園を建設する。
玄武区は今年、開放門から玄武門までの明代の城壁内側の改修を重点に、城壁沿いの観光道路を補修し、緑地帯や彫塑品などを設置するほか景勝地の北極閣を再整備する。同時に景勝地の九華山第5期工事を年内にも終わらせる予定で、完成すれば紫金山・九華山・台城・北極閣・神策門を中核とする世界最大の都市公園が誕生する。
公園建設に向け、さらに以下の付帯工事・作業を進めていく。寧杭(寧波=杭州)道路の玄武区間沿線の景勝地を整備し、「東大門グリーン回廊」や邵家山公園、下馬牌坊公園を建設する。孝陵衛と紅山地区の都市基盤整備を重点に、紅山公園華飛路を新規建設し、網板路や双拜崗路、環陵路の拡張工事を行うほか、仙林路大学2期工事を進めるとともに黄曹路を建設し、孝陵衛地区を南北に貫く道路建設計画を作成して着工する。西北護城河の浚渫工事、蔣王廟溝と趙家橋溝の護岸工事、唐家山溝櫻鉄村区間の浚渫・護岸工事を実施して、市街地と郊外の境界地点の洪水防止能力を高める。また西家大塘道路の拡張、中山広場と中央路、太平北路、進香河路の3本の観光道路を建設するほか、大鐘亭や忠林坊など4カ所を景勝地として整備する。出新嵋や花紅園、農場巷、韶山路、鎖金北路、金山賓館など9本の道路・小路の交通渋滞、環境、駐車などの問題を解決していく。
「チャイナネット」2004/02/13