フィリピンで1月30~31日に開催された東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)第2回外相会合で、韓国の潘基文・外交通商省長官と中国の王毅外交副部長が2国間会談を行った。両者は朝鮮核開発問題に関する第2回6カ国協議の準備について重点的に意見を交換し、多くの問題について共通認識に達した。
王副部長は「朝鮮核問題の平和解決への方向性が決定し、対話の大枠と基礎が形成された。各国の努力により、第2回6カ国協議開催のタイミングと条件は熟しつつある」とした上で、対話を支持してきた韓国政府の立場を称賛した。また、協議再開に止まらず、各国と協力して実際の成果を上げたい考えを示した。
潘長官は、中国側の対話実現へのたゆまぬ努力に重ねて謝意を示した上で、「平和解決を目指す韓国政府の立場に揺るぎはない。各国が引き続き努力し、6カ国協議が早期に再開されるよう望む。韓国は相応の役割を果たしたい」と表明した。
「人民網日本語版」2004年2月2日