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インフルエンザワクチンを中国に無償で提供 WHO

衛生部の王隴徳副部長と農業部の賈幼陵・総畜牧師は2月16日、世界保健機構(WHO)のベケダム駐中国代表と会談した。

王副部長は、「新型肺炎SARSと鳥インフルエンザの予防・治療に対する、WHOと中国政府の協力に、衛生部は感謝している」と表明した。さらに「新型肺炎SARSが流行した昨年、中国・WHOの合同調査チームは感染地域を視察し、新型肺炎の予防・治療に非常に役立った」と述べた。そのうえで、鳥インフルエンザについても合同視察の実施が有効だとの見方を示し、「衛生部は、疾病への対処能力を高めるため、WHO・中国の専門家合同チームによる視察の実施を歓迎する」と表明した。さらに、衛生部による技術基準や作業プランについて、WHOからの指導的意見を歓迎する意向を示した。

賈総畜牧師は、「農業部は、鳥インフルエンザ感染地域のどこであっても、WHOと国連食糧農業機関(FAO)による視察を歓迎する」と述べた。また、今年発見・分離された鳥インフルエンザウイルスのサンプルをWHOに提供する意向を表明したほか、WHOから他国で見つかったウイルスの提供を受け、中国側研究者とWHOとの共同研究を進めたいとの希望を伝えた。

ベケダム代表は、鳥インフルエンザの処理に対する中国政府の厳粛かつ真剣な姿勢や、透明度の高い情報公開の方法を評価した。さらに、引き続き中国政府と協力して新型肺炎と鳥インフルエンザの予防・抑制に努める意向を表明。鳥インフルエンザの感染地域に随時向かえるように準備を整えたことを伝えた。

WHO駐中国事務所の伝染病担当者は、鳥インフルエンザが見つかった地域で危険性の高い作業を行う人々のために、WHOが7万人分のインフルエンザワクチンを中国に無償で提供する方針を明らかにした。

「人民網日本語版」2004年2月19日

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