ロシュコフ外務次官らロシアの代表団は22日、北京で開かれる第2回6カ国協議に参加するためモスクワを出発した。ロシア外務省の幹部は22日、同国タス通信に対し「ロシア代表団は協議の中で役割を果たすだろう。代表団は、協議が始まる前に、参加国すべてとの二国間協議を予定している」と表明した。
ロシュコフ外務次官はこのほど、6カ国協議ついて談話を発表し、「核計画を凍結する朝鮮の立場に対して、米国は真剣に対応すべきだ」と強調した。また「核計画の凍結は最終目的ではないが、前へ向けて踏み出す重要な一歩になる」との認識を述べた。このほか、朝鮮の核問題解決へ向け、6カ国協議の枠組みの中で作業チームを発足させることを提案している。
「人民網日本語版」2004年2月23日