中国の王毅外交部副部長は23日、この25日から開催される朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議参加のため、当日北京に到着したばかりのロシアのロシュコフ外務次官と会談を行い、6カ国協議をいかに進めていくかについて意見を交換し、幅広い分野で共通の認識に達した。
会談で双方は、「協議参加各側は、柔軟な態度を見せ、誠意を表し、対立を避け、問題解決の目標と枠組みの確定に重点を置かなくてはならず、これは協議の順調な進展にとって重要なことである」との点で一致に達した。
伝えられるところによると、王毅外交部副部長は、アメリカ、朝鮮、韓国と日本の代表団とも会談を行い、今回交渉に備えることになっている。
CRI 2003年2月24日