北京で25日にスタートした第2回6カ国協議の開幕式で、参加各国の代表がそれぞれ開幕のあいさつをした。朝鮮側代表の金桂冠外務次官はあいさつの中で「今回の協議は、核問題解決に向けた今後の6カ国協議の方向を決める非常に重要な契機だ」と表明した。
金代表は「各国代表団が誠意ある努力により、評価に値する成果をあげられるよう希望する。朝鮮代表団はこのため、朝鮮政府の一貫した立場に基づき、原則を堅持しつつ柔軟性を発揮し、協調姿勢をとる」と述べた。また「6カ国協議の再開は、核問題を平和的に解決したいとする共通の意志を表している。こうした政治的な意志自体が、朝米間の立場や見解の距離を最大限縮小し、こう着状態を打開する基礎だ」と語った。
「人民網日本語版」2004年2月25日