6カ国協議についてのブリーフィングが25日午後北京の釣魚台大酒店で行われ、中国側代表団メンバーの中国外交部新聞司の劉建超副司長が午前中の会談ではある程度の共通認識に達したと発表。
これらの共通認識は以下のとおり。①各方面が平和的方式で核問題を解決し、いかなる困難にぶつかっても会談を継続する、②非核化の目標をさらに明確にした。この目標の実現は、各国の利益に合致し、東北アジア地域の平和、安定、繁栄にもプラスとなる、③協調によって一致を目指す段取りを通して核問題と相互間の関心を寄せている問題を解決することに同意し、行動を取ることは信頼醸成のための最も効果的なやり方であると見なした。
各方面はまたそれ以外の実質的な問題について初歩的に討論をおこない、いくつかの提案をおこなった。開幕式と全体会議は4時間以上も続けられ、その期にはわずか10分間足らずのコーヒーブレークをとっただけ。
各国代表団は朝鮮半島の核問題をめぐって討論を繰り広げており、討論は冷静かつ実務的であり、意見の食違いが存在しているにもかかわらず一定の共通認識にも達している。
「チャイナネット」2004/02/26