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北京滞在の外国人も「二つの大会」に強い関心を示す

年に一度の全人代と政治協商会議は、中国人にとって第一の関心事であるが、今では、ますます多くの外国人もそれに強い興味を示すようになった。

ゴー氏は北京のある外資系企業で投資コンサルティングの仕事をしているシンガポール人である。氏は「二つの大会」は中国経済の動向を知り、投資のチャンスを掴み取る上でさまざまな情報をもたらしてくれると見ており、「温家宝総理の政府活動報告に注目しています。その報告の中の一言一句であっても、1つの業界の開放を促すことになるかもしれません」と、自分の考えを語った。

アメリカ人のサムゴヤ氏は北京で法律コンサルタントの仕事をしている。そして最も感銘深いこととして、「ますます多くのクライアントの方々が中国の「二つの大会」の情報について尋ねてくるが、この面での知識の充実が当面の急務です」と語っている。アナリストたちは、WTOに加盟して以来、中国経済は急速に世界経済と融合しており、中国の国内市場、あるいは輸出製品の変化は世界中で注目されており、「二つの大会」によってもたらされたさまざまな政策面の情報も自然に、中国でビジネスに携わっている外国人にとっての最大の関心事となっていると、語っている。

国際化都市を目指して成長を遂げている北京では、長期滞在の外国人は5万人近い。この人たちが「二つの大会」をめぐって関心を示す分野は、経済分野のみにとどまらず、社会の諸方面にも及んでいる。

北京言語文化大学で教鞭をとっているマイケル・プロンセル氏は、中国を「驚嘆すべき東方の国」と賞賛し、「ややゆとりのある社会を全面的に築き上げることに最も関心を寄せているが、ほかの国とは違って、中国は計画経済から市場経済への転換の過程の中で、国民経済が着実かつ急速な成長を遂げている。これは、中国の最も誇りとすべきところであろう」と語った。

「チャイナネット」2004年3月3日

 


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