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王雲坤全人代代表――古い工業基地の振興は必ず実効が見えるようにしなければならない

古い工業基地の振興というメーンテーマについて、吉林省党委員会書記・省人代常務委員会主任・全人代代表の王雲坤氏は、「吉林省党委員会、省人民政府は『積極的で、科学的で、理知的な』姿勢で振興の方策を練り上げるとともに、それを実行に移すために努力することを堅持している」とみずからの主導的な考え方を明らかにし、今年の仕事を体制改革、プロジェクト建設、外資誘致、環境保全、創業という5点にしぼり、その内訳について次のように語った。

吉林省は当面のすばらしいチャンスをつかんで、国有持株の重点を中堅企業に置き、その他の企業に対してはすべて財産所有権の規制を取り払うべきである。株式会社体制の企業に対しては、国有資本が「最大の株主」であるという問題を重点として解決し、投資主体の多様化の推進を速め、混合所有制経済を大いに発展させる。国有中小型企業をさらに活性化させる。国有資産に対する監督・管理体制を健全なものにし、それをさらに充実させ、現代財産所有権制度の確立を速め、法によって国有企業の体制改革を規範化させる。

プロジェクト建設を手段として産業構造の最適化とグレードアップを推進する。吉林省は自動車、石油化学工業、農産物加工、現代漢方薬と生物製薬、光電子情報などという五つのハイテク産業基地の建設および在来産業の調整・改造と後続産業の発展を重点として大型プロジェクトの建設をりっぱにすすめることになっている。同時に、政府の企画、誘導の役割と政策上の方向づけの役割を生かし、プロジェクト推進のメカニズムを整備し、低水準の、重複した建設を防ぐことになっている。

外資誘致を重点とし、対外開放をさらに拡大する。先進諸国、香港・澳門・台湾地域と沿海の発達した各省に向けての資金誘致を引き続き強化し、重点的に世界の著名な大手企業、大きな財団を引き付けて吉林省に来て戦略的投資を行ってもらうようにする。対外貿易体制の改革を引き続き深化させ、開発区の建設を速め、「外国、他の地域へ発展する」戦略を積極的に実施する。

環境整備を突破口として経済の発展のために望ましい外部環境を創り出すには、まず思想の解放から着手しなければならない。全省の各クラスの党と政府機関および公務員の中で中心としての意識と大局を重んじる意識についての集中的な教育を繰り広げることに力を入れ、行政審査・認可制度の改革を深化させ、政府のサービスを規範化させ、経済の発展に保障を提供しなければならない。

全人民による創業を原動力として非公有制経済の大発展の実現を推進し、創業文化の発展を大いに強化し、人々が創業を通じて豊かになるよう働きかけ、市場参入、投資・融資、土地の使用、対外貿易などの面で彼らのために平等な競争の条件を創り出し、全人民の創業を制約する体制上の障害を取り除かなければならない。

王雲坤氏は、「全省の上から下までのすべてのものがこの五つの重点をめぐって真剣に実施を組織しさえすれば、私たちは必ず東北地域の古い工業基地を振興する面でよいスタートを切ることができる」と自信満々に語った。

「チャイナネット」2004年3月8日


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