外交部の王毅副部長は3月4日のインタビューで、朝鮮の核問題について、6カ国協議では今後、次の3つ方向で共に努力する必要がある認識を示した。
(1)協議の中で実質的な問題をめぐって提出された重要な観点と解決の構想に対して、各国が真剣に検討・消化を進め、プラス要素をできる限り発掘し、総括していく必要がある。
(2)作業部会を早期に発足させ、第3回6カ国協議への準備作業をスタートさせる。中国が開催国として作業部会の編制、職責の範囲、討論が必要な問題などについて、具体的な方案を適時打ち出す計画だ。これについて各国の支持が得られるよう望む。
(3)各国が引き続き忍耐心を保ち、協議プロセスの進展へ向け寛容かつ平和的な雰囲気を作り、対立を激化させたり相手を刺激するような言行を避ける。
「人民網日本語版」2004年3月5日