外交部の孔泉報道官は6日の記者会見で、朝鮮半島の核問題を話し合う6カ国協議の作業部会設置に向けた進展状況と議題について、記者の質問に次のように答えた。
前回の協議で参加各国が達した共通認識に基づき、作業部会をできるだけ早く立ち上げるべきだ。中国は他の参加5カ国に作業部会の枠組みを示す文書をすでに提出し、各国の評価を得ており、各国はいずれも異議を唱えていない。われわれが望むのは、この基礎の上に、6カ国協議作業部会ができるだけ早く開かれることだ。われわれは他の5カ国と共に努力し、作業部会を早く立ち上げ、作業部会を早く始動させ、第3回6カ国協議の準備につなげたいと願っている。
作業部会の主な役割は技術的側面から第3回6カ国協議の具体的議題を準備することだ。議題に関して、各国には異なる見方と考え方がある。それぞれの足並みや具体的な実施をいかに調整するかで、各国いずれも独自の考え方がある。作業部会は技術側面からこれらの問題を原則的な一致へ導き、強固な土台の上で第3回6カ国協議が引き続き進展を得られるようにしなければならない。
「人民網日本語版」2004年4月7日