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海南省、瓊海市と博鰲鎮(町)の概況

海南省の概況

海南省(海南島)は中国で2番目に大きな島である。それは大陸部を後背部に控え、香港・澳門(マカオ)にも近く、南には東南アジア諸国があり、中国からアジア太平洋地域に通じる最も便利で、距離的にも近い省である。海南省の土地面積は339万ヘクタール、森林面積は121万4000ヘクタール、島全体の海岸線は1528キロに達し、天然の港湾が68カ所もあり、浅海の遠浅地帯は2万5700ヘクタールに達する。海南省は熱帯に位置し、熱帯モンスーン気候に属し、年平均気温は22-26℃で、年中霜が降りることもなく、雪も降らない。日照も十分で、年間の日照時間数は1750-2650時間である。降水量もたっぷりあり、年平均降水量は1500-2000ミリである。海南省は中国の最も大きな経済特別区であり、人口は752万人、中央政府から授けられた特殊な優遇政策と特別立法権を享有している。海南省には発達した交通、エネルギー、通信などの基盤施設がある。島全体には2つの国際空港と5つの対外開放港湾がある。道路が島内の四方八方に通じ、島内の環状高速道路がすでに全線開通している。さまざまな交通手段が人々に安全で、快適で、便利で、スピーディーなサービスを提供している。島内には都市、臨海、温泉、山間部などさまざまなタイプの観光ホテルとリゾート地が300以上もあり、美しい環境に恵まれ、機能がよくそろい、サービスも上々で、観光客のために望ましい宿泊地を提供している。

瓊海市の概況

瓊海市は東は南中国海に臨み、海南省東部の主な経済力の強大な都市であり、かつての革命時代の著名な「女性赤軍中隊」の発祥地でもある。

瓊海市の面積は1692万7000平方キロ、人口は45万人。海外在住の地元出身の華僑は55万人に達し、海南省の著名な「華僑の里」である。瓊海市は信用、効率、実績および良好な経済基盤と政府の良好なサービス意識で海南省でベストの投資環境に作り出している。

瓊海市はIT産業が発達し、1500回線デジタル・プロセス制御電話交換機を擁し、電話とテレックスが国内外に通じ、コンピュータを通じてインターネットに直接アクセスして世界各地と交信することもできる。

博鰲鎮の概況

博鰲鎮(町)は瓊海市東部で万泉川が南中国海に流れ込む地点に位置し、地理的位置は北緯19°51′、東経110°30′。東は南中国海に臨み、南は万寧市と隣接し、西は瓊海市の朝陽郷、上甬郷と接し、北は潭門鎮(町)と接している。瓊海県の中心部の加積鎮(町)からは約18キロ離れたところにあり、海南省の首府海口市からは約134キロ、三亜市からは約217キロ離れたところにある。博鰲鎮の総人口は1万589人、半漁半農の町であり、現有の土地面積は約3067ヘクタール(約31平方キロ)、農業総人口は9294人。

博鰲鎮は熱帯モンスーン気候に属し、四季の違いは顕著ではなく、乾季と雨季ははっきり分かれており、気候が温暖で、熱エネルギーが豊かで、日照も十分で、降水量もたっぷりあり、年平均気温は24.1℃、年平均日照時間数は2155時間、年間降水量は307ミリ、歴年の平均風速は2.1-4m/s、主な風向きは冬と春は北風で、夏と秋は南からの風である。

博鰲鎮は万泉川の河口一帯にあり、独特かつ豊かな観光資源に恵まれ、万泉川河口の風景は美しく、広々とした南中国海が眼前に広がり、海水は透き通り、海域は波が静かで、黄金海岸の長さは8.5キロに達し、観光、バカンス、保養の理想的な場所である。瓊海市政府は1992年にここに「万泉川河口臨海リゾート・ゾーン」を作った。

博鰲鎮の住民は純朴で、町そのものは海域と陸地の二大経済資源に恵まれ、共産党と人民政府の人々を豊かにする政策のおかげで、経済はかなり大きな発展を遂げ、1998年の農業生産総額は1億1588万元(現行価格にもとづく、以下同)に達し、そのうち、農業生産総額は8922万元で、町の農民の一人当たりの収入は2750元、同年の町全体の財政収入(開発区を含む)は450万元であった。

「チャイナネット」2004年4月19日

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