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ボアオアジアフォーラム・2004年年次総会閉幕

ボアオアジアフォーラム2004年年次総会が25日、閉幕した。フォーラムのラモス理事長は終了する際の記者会見で、「今回の会議は非常に成功したものだった。アジア諸国はWin・Win(共同の利益)を特徴とした発展の道に沿い、急速に前進している最中だ」と語った。

ラモス理事長はまた、アジアの実力が日増しに増大し、とりわけ、中国の平和的勃興につれ、21世紀のアジアはさらに高いレベルに発展するだけでなく、世界経済の安定的発展に力強いサポートをも提供していく。ボアオアジアフォーラムは、政府高官と企業界の関係者に数多くの重要な問題をめぐって話し合いを行う場を提供した。フォーラムはアジアの組織であることを乗り越え、世界的なものになりつつある」と話した。

フォーラムの龍永図事務局長は、「ボアオアジアフォーラムに世界的な影響力を持たせるには、まだ長い道のりがある。しかし、その発展方向がすでに確定され、基礎も築かれた」と指摘した。

今回の年次総会は「アジアは共同利益を求める、世界に開かれたアジア」をテーマにして開かれ、胡錦濤国家主席が24日の開幕式で『中国の発展 アジアのチャンス』と題した基調演説を行い、35の国と地区の1000人余りの政治界、産業界、経済界の関係者と専門家が参加した。

ボアオアジアフォーラムは1998年、フィリピンのラモス元大統領らの提唱により開設されたアジアを語るフォーラムで、2001年2月に26の発起国の代表により中国の海南省で非政府的、開放型のボアオアジアフォーラムの発足が宣言された。今年はその第三回目の年次総会であった。

CRI 2004年4月26日

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