外交部の孔泉報道官は29日、朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の作業部会の初会合を5月12日から北京で開くことを発表した。
孔報道官によると、中国側は現在も緊密に各国との調整を続けている。28日には、中国代表を務める寧賦魁・朝鮮半島問題担当大使が、日本外務省の藪中三十二アジア大洋州局長と会談し、関係問題について意見を交わした。寧大使はすでに韓国へ向け出発しており、米国と日本も訪問して作業部会の調整を進める予定。
関係各国は今年2月に開催された第2回6カ国協議で、6月末の第3回協議開催に向け作業部会を設置することで合意していた。
「人民網日本語版」2004年4月30日