外交部の章啓月報道官は24日の記者会見で、朝鮮半島核問題をめぐる第3回6カ国協議の中国側代表団は「2つの問題において自らの構想を示した」と述べた。記者との一問一答は次の通り。
――中国は朝鮮と米国の相違を縮めるため、どんなことを準備しているのか。
現在、各国が討論している議題には2つの分野が含まれている。
(1)核放棄の範囲や方法など、どのように朝鮮半島の非核化を実現するか。また、どのように各国が関心を抱いている問題を解決するか。
(2)核凍結とそれに対応する措置など、非核化への第一歩をどのように踏み出すか。
これらの問題は相互に関連しており、第3回6カ国協議で今まさに討論している問題でもある。中国は討論の過程で、どのようにこの2つの大きな問題を解決するか、自らの構想を示した。だが、協議がまだ進行中のため、私がまだ具体的に説明することはできない。
「人民網日本語版」2004年6月25日