外交部の章啓月報道官は24日の記者会見で、朝鮮半島核問題をめぐる第3回6カ国協議の米国側代表団が提示した案についてコメントした。記者との一問一答は次の通り。
――米国側の提案はとても複雑で、7ページに及ぶため、各国、特に朝鮮が詳細に検討する必要がある。きょうは朝鮮と米国の間で、状況説明のための会談があったのか。
米国側出席者は提案についての説明で、提案が英文7ページに及ぶと述べた。米国が出した提案は内容が多く、全面的な提案だと言えるだろう。この提案を出したこと自体が今回の協議の一つの進展であり、米国が問題を解決したいという積極的な願望の現れだ。各代表団は、米国側の提案や他国の出した提案を真剣に検討すると表明している。協議の過程では、全体会議と作業部会会議のほかにも、二国間協議の機会が多くある。また、ティータイム、コーヒータイムの機会を利用して各国が接触を図っている。
「人民網日本語版」2004年6月25日