北京市環境保護局が5日に開いた市環境委員会工作会議で明らかにしたところ、今年上半期(1-6月)中の北京の青空日数は昨年同期より5日少なく、4級以上の空気汚染日が昨年年間を通しても多い7日間だったという。青空を年間227日間にする目標は、半年が過ぎても目標の半分も達しておらず、達成は極めて困難のようだ。
市環境保護局の担当者は「半年を過ぎて目標の半分も達成できないなんて、こんな状況はここ数年なかった」と話している。同局によると、北京市は現在、関連措置を取り、キャブレター式タクシーとユーロ1の標準に達していない老朽化したバスをできるだけ早く淘汰するようにしている。市は今後、各種の厳しい措置を取ると思われ、市民は十分な心構えと対応能力を持つ必要がある。
「人民網日本語版」2004年7月6日