6月19日に直轄市昇格4周年を迎えた重慶市は、これまでに収めた一連の成果を対外的ににアピールした。
その成果として次のようなものがある。
・2000年の国内総生産(GDP)は1590億元に達し、直轄市になる前の1996年より40.5%増加し、年間伸び率は8.9%である。
・都市部住民の一人あたりの可処分所得は6200元に達し、1996年より23%増加し、年間伸び率は5.3%である。
・農村部住民の一人あたりの可処分所得は1826元に達し、1996年より28.5%増加し、年間伸び率は6.5%である。
・都市・農村住民の預金残高は1085億3600万元に上っている。
・都市道路の総延長は2540キロになり、一人あたりの道路保有面積は5.04平米に増えた。
・海外の観光客を26万6081人受け入れ、観光による外貨収入は1億3705万ドルに達している。
そのほか、三峡ダム建設のために住民を移住させ、在来の工業基地を振興し、農林経済の発展を速め、生態環境建設を強化するなどの事業も「重要な段階的な成果を収めた」ということである。
「チャイナネット」 2001年6月21日