このほど、国家外国専門家局は「海外人材の導入によって新疆を援助する」を内容とする計画の実施を決定、新疆の「海外人材導入」を全国の同計画の重点として全力をあげてサポートする。今後五年間に、国家外国専門家局は新疆に5000万元の経済援助を提供し、新疆の「人材導入」をサポートする。
新疆ウイグル自治区外国専門家局局長は次のように語った。「海外人材による新疆支援計画」についてを説明した際、「今後の五年間に、毎年新疆から2000人を選んで、国外に派遣すると同時に、2000人の外国専門家を招致し、また、新疆において3000人に対して育成訓練を行う計画。それから、毎年新疆から400人を選んで、国外に派遣する。そのうち、各クラスの中国共産党と政府の幹部200人、技術者100人、企業経営管理者100人となっており、五年間で総計2000人。外国専門家組織と対外科学技術文化交流のルートを通じて新疆は毎年延べ400人の外国専門家を招聘(経済や技術分野の専門家は延べ350人、文教事業の専門家延べ50人が含まれる)、五年間で2000人にのぼる。自治区の『大学と高等専門学校の人材の育成訓練能力を高める』等の政策を外国教師の招聘政策と結び付け、毎年600人(大学100人、中学校と小学校300人、公共管理と企業経営者200人)、五年間に3000人に対して育成訓練を行う。『二次的導入』という制度の実行をサポートする一方、新疆と独立国家連合体との間で、人材交流と協力を促進する」。
いわゆる「二次的導入」とは、国外から導入し、中国のその他の地域で厳選されてから、広く採用される成熟した新技術と新品種のことである。これらの新技術と新品種を新疆の状況に応じて選択的に導入し、その後、手本としてさらに全区に広げることになっている。関係筋によると、近年、国家外国専門家局は新疆の「知識導入」を非常に重視、今年、国家外国専門家局は新疆の「人材導入と育成訓練」のために300万元の「援助経費」を提供することになっている。新疆では毎年「知識導入」のルートを通じて招聘した外国専門家は総数の65%を占めている。
国家外国専門家局と自治区政府は「『海外知識導入の援助計画』を全面に実施する覚書」に調印、双方の責任を明確にし、「知識導入」を実行することになっている。
「チャイナネット」 2004/08/17