中国の関係部門は16日、中国東北の都市ハルビンで中国最初の危険化学品の安全問題に関するハイレベルのシンポジウムを行ったが、シンポジウムに参加した専門家、学者及び安全作業の監察管理部門の責任者は、危険化学品への管理を更に強化するよう中国政府に要求している。
国家安全作業監督管理局の孫華山副局長は、その際、「いま、中国は危険化学品の安全作業に対する監督と管理では、手薄なセクションが多い。中国の安全作業管理部門は、法的管理を更に強化し、事故発生後に責任者を処置するだけでなく、管理の規範化、制度化と経常化を一層推し進めていかなくてはならない」と述べた。
ここ数年、中国で発生した危険化学品事故の数は著しく増えていることから、中国の専門家や学者は、「中国の危険化学品の安全作業状況は日増しに深刻化している」と見ている。
「CRI」より2004/08/17