アテネ五輪でベスト8入りを逃したサッカーの中国女子代表チームは19日、アテネから帰国の途についた。チームは出発前に、メディアを通して中国国民へのおわびと真の気持ちを伝えることを望んだ。
チームは記者の取材に対して次のように話した。
多くのサッカーファンからの心からの期待を裏切ってしまい、全国国民の女子サッカーへの深い愛情に対し申し訳ない。極めて心の痛い、代価の高い教訓だった。苦しみをもう一度振り返ってみると、敗戦の主な原因は状況の見通しが狂い、戦略的な構成が甘すぎたため、取り返しのつかない戦術ミスを招いてしまったことだと思う。
チームは間もなくアテネを離れて北京に戻るが、ここで私たちは顔を上げ、勇敢に失敗と向き合い、私たち(と世界)の格差とミスを認め、ゼロからの第一歩をしっかりと踏み出さなくてはならない。北京に戻った後は、引き続き真剣に試合の反省と総括を行い、今回の手痛い教訓から真剣に学びたい。前方には波乱に満ちたいばらの道が続いているが、中国女子サッカーチームが再び台頭する道のりは、今この時から歩き始めなければならない。
「人民網日本語版」2004年8月19日