一抹の挫折感を味わってきた中国代表チームは19日に再びファイトを燃やし、数日間低迷状態にあったバドミントン、卓球両チームは光が目に見え、一気に女子シングルスと混合ダブルスの金メダルを手に入れた。しかし、アメリカ代表チームがさらに素晴らしい技を発揮したため、メダル総数で中国チームを追い越し、スコア1位を占めることになった。
バドミントン決勝戦で、女子シングルスの張寧選手は金メダルを獲得した後、混合ダブルスの張軍、高凌両選手もよく守り抜いて勝利を手にしたが、試合中では紆余曲折と起伏があり、テレビの画面に見入る人たちに汗を握らせた。
重量挙げの女子69㌔級決勝では、中国チームの劉春紅選手が金メダルを獲得し、そのうえ、スナッチ、ジャークと総成績で世界記録をともに更新した。
柔道女子78㌔級の劉霞選手は予選では4連勝して決勝戦に進出したが、決勝戦で日本の阿武教子選手に1本で負け、2位に甘んじた。
クレー射撃の女子決勝で、魏寧選手は2位に追い着き、銀メダルを手に入れた。卓球の女子シングルスでは、シードの王楠選手が番狂わせを演じ、シンガポール選手に敗れ、もう一人の張怡寧選手はクロアチアの選手に勝ち、4強入りに成功した。
2連敗の女子ソフトボールチームは背水の陣で戦い、1対0で中国台北チームに勝ち、次回戦に進出し、日本チームを迎え打つことになっている。
「チャイナネット」2004/08/20