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国際フェンシング連盟 誤審の審判員の資格剥奪

国際フェンシング連盟(FIE)は22日、男子フルーレ団体決勝戦を審判したハンガリー人審判員のオリンピック審判員資格を直ちに剥奪することを発表した。同連盟役員は21日午後から22日昼にかけて、3度にわたる会議を開催して決定した。

同審判員の何度にも及ぶ大きな誤審により、男子フルーレ団体決勝戦で中国チームは42対45でイタリアチームに敗北し、銀メダルに甘んじる結果となった。試合後、FIE主席は「今回の決勝戦の裁定はFIEにとっての恥辱だ」と述べ、試合の映像を確認して、同審判員に対する処罰を決定すると表明した。

映像確認の結果、FIE審判委員会と執行委員会は、同審判員には第2局で4回、第5局で2回の誤審があったと判断。また故意に反則を見逃し、必要な対応をしなかったことを確認している。

今回、FIEがこれらの過失を処罰したものの、五輪の試合結果は変更できないため、中国チームのメダルは銀のままとなる。

「人民網日本語版」2004年8月23日


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