香港紙「文匯報」によると、中国人民政治協商会議全国委員会の霍英東副主席は、五輪の金メダリストに重さ1キロの純金メダルと賞金8万ドルを授与することを明らかにした。
霍副主席が設立したスポーツ基金「霍英東体育基金」は1984年のロサンゼルス大会以降、五輪で優秀な成績を上げた中国代表選手(香港含む)に、報奨金を授与してきた。金メダリストには重さ1キロの純金製メダルと賞金8万ドル、銀メダリストには重さ0.5キロの純金メダルと賞金4万ドル、銅メダリストには重さ0.25キロの純金メダルと賞金2万ドルが授与されている。
今回授与される賞金・賞品とも従来通りで、霍副主席が自らメダリストらと会見し、国家にも、香港市民を含む中国人全てにも栄誉をもたらした選手たちへの感謝を表す。
このほか、香港康体発展局と恒生銀行も、香港代表選手のために多額の賞金を準備している。五輪個人競技の金メダリストには100万香港ドル、銀メダリストには75万香港ドル、銅メダリストには25万香港ドルの賞金を授与する予定だ。
「人民網日本語版」2004年8月25日