アテネオ五輪は28日15日目に入ったが、この日は31個の金メダルをめぐって競技が行われ、中国代表団は一挙に4個の金メダルをもぎ取り、金メダル31個で、今回オリンピックの金メダル獲得数ではアメリカに次ぐ第二位の地位を決定的なものにした。

まずアテネ時間の午前におこなわれたカヌー男子カナディアンペア500ｍの決勝戦で、中国の楊文軍、孟関良組が、1分40秒278のタイムでアジア初の金メダルを獲得した後、テコンドーの女子67キロの決勝戦が行われ、昨年の世界選手権を制した中国の羅微選手が、ギリシャのエリザベト・ミスタキドウ選手を破って金ベダルに輝き、男子10㍍高飛び込みの決勝では、シドニーオリンピックで銀メダルを取った中国の胡佳選手が748.08点で優勝し、銀メダルはオーストラリアのマシュー・ヘルム選手、三位は前回オリンピックの金メダリストである中国の田亮選手。

さらに女子バレーの決勝戦では、中国がシドニー五輪では銀メダルを取ったロシアを3-2で破り、1984年のロサンゼルス五輪以来5大会ぶり二度目の優勝を果たした。

｢CRI｣より2004/08/29