2004年の中国インターネット大会の席で、中国インターネット協会は中国初のインターネットに適用されるサービス・プロバイダに対するプロトコール―「中国電子メールサービスのプロバイダに対するプロトコール」を公表した。「電子メールのユーザーの許可を得ないかぎり、プロバイダはユーザーのデータを他のものに漏らすことを禁止する」というルールを決める。
同プロトコールによると、インターネット使用者は電子メールのサービスを申し込む際、サービスプロバイダは電子メールの使い方、サービスの時間、費用などを提供する以外、スバムの応対方法、およびスバムの処置結果なども使用者に伝えるべきだ。
電子メールサービスのプロバイダは使用者のID、メール内容、個人データなどについて守密義務があり、すべての方式で他のものに漏らす行為が禁止される。電子メールのサービス関係の情報やお知らせ以外のコマーシャルを使用者に伝えることは禁止される。
「中国電子メールサービスのプロバイダに対するプロトコール」は今年の9月から実施され、これまで、チャイナ·モバイルなど14社の中国インターネット協会の会員はこのプロトコールに従うことを表明した。
「チャイナネット」2004/09/14