伝えられるところによると、黒龍江省は今年夏に一連の生態観光コースを売り出し、夏季観光の最もホットな省の一つとなった。同省観光局の概算統計によると、今年6、7、8月の国内観光客は延べ1100万人で、観光収入は65億元に達した。
今年の夏、黒龍江省の重点観光スポットにはいずれも観光客がわんさと押しかけ、五大蓮池、鏡泊湖、太陽島などの観光スポットを訪れた観光客数は史上最高を記録した。五大蓮池は世界地質公園の申請に成功したため、たちどころに有名になり、今年にはすでに延べ20万人を受入れ、昨年同期の4倍増となった。鏡泊湖も一日の受入れ人数が5000人に達し、史上最高の記録をつくった。
ハルビンの太陽島景勝区は改造工事が行われ、松鼠(リス)島、鹿苑(シカの園)、ロシア風情の通りなど20余りの観光スポットが新規増加し、往年より50%増の観光客を引き付けることになった。
黒龍江省はユニークな観光資源を擁し、早くも1950年代から全国的に名の知られた避暑地となり、ここ数年、さらに省内各地でみどりとエコロジーをテーマとして、森林バカンス、湖沼バカンス、湿地バードウォッチングなど涼しい地域の観光名品を重点的に売り出し、その上観光祭などのイベントで付加価値をつけ、その影響力を強化している。
「チャイナネット」2004/09/14