19日北京で閉幕した中国共産党第16期中央委員会第4回総会は、江沢民氏の変わりに胡錦涛国家主席が中国共産党中央軍事委員会主席に就任することを決めた。
総会は、今年78歳の江沢民氏が中国共産党中央軍事委員会主席を辞任することに同意すると共に、「中国共産党や国家、人民のために傑出した貢献をした」と江沢民氏を高く評価した。
総会は同時に、「江沢民氏の変わりに、胡錦涛国家主席が中国共産党中央軍事委員会主席に就任することは、軍隊に対する中国共産党の絶対的な指導という根本的な原則と制度の堅持にとって有利であり、軍隊の現代化と正規化の建設にとっても有利ある」と考えている。
胡錦涛氏は今年61才で、現在中国共産党中央委員会総書記や中国国家主席、中国中央軍事委員会副主席を担当している。
同総会はまた同時に、徐才厚氏を中国共産党中央軍事委員会副主席に任命した。
中国共産党第16期中央委員会第4回総会は9月16日から19日まで北京で開かれたもので、今回の総会ではまた、中国共産党の執政能力建設強化に関する決定が採択された。
「CRI」より2004/09/19